新旧比較！三菱NJ-VS10HとNJ-VS10Gの徹底解説

毎日食べるごはんは、家庭の食卓においてとても大切な存在です。せっかくなら、ふっくら甘みのある美味しいごはんを炊きたいですよね。そんな中で注目されているのが、三菱電機の人気シリーズ「本炭釜」を採用した圧力IH炊飯ジャーです。

その中でも「NJ-VS10H（新型）」と「NJ-VS10G（旧型）」は、見た目や仕様がよく似ているため、どちらを選ぶべきか迷う方がとても多いモデルです。この記事では、実際の使い心地や炊飯の仕上がり、保温の違い、価格差などを主婦・生活者目線で丁寧に比較していきます。

まずは新旧の違いをざっくり比較

簡単にまとめると、

• 「毎日美味しいごはんと保温の質を重視する人」→ 新型 NJ-VS10H
• 「コスパ重視で白米中心なら」→ 旧型 NJ-VS10G

NJ-VS10G（旧型）の魅力

白米の炊き上がりがしっかり美味しい

旧型といっても「本炭釜」を使っているため、お米の芯まで熱が通り、粒がしっかり立った炊き上がりが特徴です。柔らかすぎず、適度な粘りがあり、日常使いには十分満足できるレベルです。

必要な機能が一通りそろっている

無洗米、雑穀米、早炊きなどの基本コースは搭載されているため、特にこだわりがない場合は問題なく使えます。「最新機能はそこまで求めていない」という方にはぴったりです。

お手頃価格で手に入る点が大きな魅力

旧型は在庫調整や型落ちセールの対象になるため、新型より1万円以上安く買えることも珍しくありません。特に家電量販店や楽天市場の買い回りキャンペーン時は狙い目です。

NJ-VS10H（新型）の進化ポイント

AI熾火炊き制御で、食感と甘みが安定

新型ではお米の状態をセンサーが検出し、火加減を細かく調整します。炊く人が変わっても、毎日同じ美味しさに近い炊き上がりになるのが魅力です。

スチーム保温で長時間でもしっとり

保温中に水分が逃げにくく、ごはんのパサつきや黄ばみを防いでくれます。「夜に炊いて朝食べる」「朝炊いてお弁当に入れる」家庭に特に向いています。

低温調理機能で「炊飯器料理」が快適

サラダチキン・温泉卵・鶏ハムなどを簡単に作れるため、時短・節約・ヘルシー志向の生活にも役立ちます。

実際の炊き上がりを生活目線で比較

白米の味

旧型：しっかりした食感で日常向けの美味しさ。
新型：粒感がさらに際立ち、甘みが強く感じられる。

冷凍ごはん

旧型は冷凍後に少し食感が弱くなる傾向がありますが、新型は炊き立てとの差が小さく、まとめ炊きにも向いています。

お弁当

新型は保温と水分調整が優れているため、冷めても口当たりが柔らかいままです。

お手入れと使いやすさ

炊飯器は毎日使うため、パーツ数や洗いやすさは重要です。

• 新型：抗菌パーツ採用で清潔を保ちやすい
• 旧型：シンプル構造で洗いやすいが耐久性はやや弱い

価格と買うタイミング

新型はボーナス期・決算期に値引きされやすく、旧型は在庫一掃のタイミングが最安です。特に楽天市場やYahoo!ショッピングではポイント還元が大きく、実質価格が下がることも多いです。

結論：どちらを選ぶべき？

NJ-VS10H（新型）が向いている人

• 炊き立ての味にしっかりこだわりたい
• 冷凍ごはんやお弁当をよく作る
• できるだけ長く使いたい

NJ-VS10G（旧型）が向いている人

• 価格を抑えたい
• 白米中心で、保温時間は短め
• 炊飯器の機能は必要最低限でいい

どちらも「本炭釜」らしい、お米本来の美味しさを楽しめるモデルです。生活スタイルに合わせて、無理なく納得できる選び方をしていきましょう。

さらに詳しく見る：炊飯コースの違い

三菱の本炭釜シリーズは、炊飯コースの細やかさも魅力のひとつです。新型と旧型では、搭載されている炊飯メニューに差があるため、食事スタイルに合わせて選ぶことがより重要になります。

白米ふつう・かため・やわらかの違い

どちらのモデルでも、炊飯時の食感調整が可能です。ただし、新型NJ-VS10Hは火加減の精密制御により、同じ「かため」設定でも、粒の存在感がしっかり残る炊き上がりになります。お米にこだわりたい方にとって、この差は毎日の満足度に直結します。

無洗米モードの最適化

無洗米は研がなくて良い分、水分調整がシビアになりますが、新型は吸水量を自動調整することで、ふっくらとした炊き上がりを実現します。無洗米を常用する家庭では、新型のメリットがより大きく感じられます。

麦ごはんや雑穀米コース

健康志向の高まりから、麦や雑穀を日常的に取り入れる家庭も増えています。新型は粒の硬さを均一に保ち、食感にムラが出にくい設計です。旧型でも炊けますが、個人で水分量の調整が必要になる場合があります。

低温調理機能の実用例（新型のみ）

低温調理は“ほったらかしで料理が完成する”と人気の調理法です。新型NJ-VS10Hなら、炊飯器ひとつで以下のような料理が簡単に作れます。

• しっとりサラダチキン
• 味しみ鶏ハム
• 温泉卵
• ローストポークの下ごしらえ

特に、鶏むね肉を使った料理は、火加減を間違えると固くなりやすいですが、低温調理を使えば失敗しづらく、ふっくら柔らかく仕上がります。忙しい平日や、ヘルシーな献立にしたい日にも役立ちます。

保温性能の体感差

新型NJ-VS10Hの保温は、スチームによって水分を逃しにくい構造です。そのため、夜に炊いたごはんを翌朝食べても、表面が乾燥しにくく、炊き立てに近い食感が残ります。

一方、旧型NJ-VS10Gは通常保温のため、時間が経つと乾燥しやすく、硬さが増すことがあります。保温時間が短いご家庭（例：食事のたびに炊く、冷凍保存がメインなど）であれば、この差はそこまで大きく感じません。

価格推移と買いどきの目安

炊飯器は「買うタイミング」で実質価格が大きく変わります。

• 新型NJ-VS10H： 発売直後よりも、半年後〜ボーナス期にかけて値下がり傾向
• 旧型NJ-VS10G： 在庫処分タイミングで最安 → 特に年度末・モデルチェンジ期に注目

また、楽天市場の「買い回り」やPayPay還元の強い時期を活用すれば、ポイントによって実質価格が1万円近く変わることもあります。

最後に：生活スタイルを基準に選ぶのが一番

炊飯器は毎日使う家電だからこそ、「性能」よりも「生活との相性」が大切です。

• 新型が合う人： ふっくらごはんが好き、冷凍・お弁当をよく作る、料理にも活用したい
• 旧型が合う人： コスパ重視、白米中心で使いたい、保温時間は短い

どちらも「本炭釜」らしい、お米の旨みが引き立つ炊飯ができる機種です。無理なく続けられる、あなたの生活に合った一台を選んでくださいね。